東京システムリサーチ株式会社 https://www.tsrinet.jp/

東京都青梅市

代表取締役 吉澤清志社長

2009 年就任

 

 

ソフトウェアの開発を中心に行っておりまして、大手企業とコラボ製品を作ったりとか、多摩地域の中小企業の業務システムを中心に、お客様の「困った」を IT で解決しています

その他、ホームページを制作したり IT を中心とした会社となっています

 

 

東京システムリサーチ株式会社
代表取締役社長 吉澤清志 様

略歴
東京生まれ
東京テクニカルカレッジ卒
日立超LSIシステムズを経て、東京システムリサーチ株式会社へ入社

趣味
ゴルフ、バイク、自転車、ギター、音楽、プログラミング、模型

座右の銘
宇宙は大、地球は小、人間は微少、されど心は無限大

Q1 いつどのようにご自身が後継者になると決定されましたか?

自分が将来の後継者の候補の一人だという認識は持ってました
学生から社会人になるとき、経験を積もうと同業の大手企業に就職しました

そこで、五年ほど経験した後に、今の東京システムリサーチに入社しまして、その後一技術者から経験を積みまして、一プログラマーとして従事しておりました

十二年経過した後、もう一人の取締役の退任と言うことも有りまして、代表取締役に就任することになりました

実際には、会長から”ヤレ”っていう一言で決まった所もありますが、その頃はリーマンショックも有りまして、
そこから”この時期に苦労すれば、のちのち楽になるだろう”と言うこともあって、その一言を頂いたと言うことです

また、その時に私しが多趣味で、色々とやっていたんですけども、会長から「危ない趣味を選ぶのか、会社を選ぶのか」と二択を迫られまして、
その時に、この会社を継ごうと覚悟を決めて、代表取締役に就任しました

その時の先輩から、就任する前ですけど、たった200円くらい雑誌を購入したことが有りまして、この業界の雑誌だったので必要かなと思い自分で購入したのですが
会長から無駄遣いだと、二時間くらい叱られました

その時の意図と言うのが、
必要だろう!と行くことでは無く、キチンとした理由が必要だと、一円たりとも無駄にしないと言うコトを教えられました
経営者としての覚悟と、数字を把握すると言うコトの大事さを学びました

お客様との信頼関係ですけれども、先代に色々と同行して連れて行っていただきまして無形資産を受け継いできた感じです

Q2 後継者になる為に意識して取り組んだことは?

自社を発展させるのに、私も技術者としてやって来ましたので、社内のこと、あとは自分の今有るお客様のところがメインでやっていましたけれども
やはり、発展させるという観点で言うと、見聞を広げることが大事だな!という風に思いました

そこで、経営者の仲間を作ろうと意識するようにしました

私自身が、技術者の出身な為に、営業だとか、経営だとか、組織論、こちらを運営するノウハウがやはり不足しているな!と言うことがありましたので
ビジネス書などを色々読みました

実際の組織運営というのは、生き物ですから苦労が沢山ありまして、
その中で、実際に経営者仲間ですね、身近な所で相談して行く、そしてリアルな声を聴いて行くと言うのが、一番の学びになったかな?と感じております

またですね、組織について色々と自分で考えることが多いんですけれども、その時に煮詰まってしまいます
今でもそうなのですが、そんなときは経営者の仲間に相談するようにしています

その色んなアドバイス等を頂くんですけれども、そんな中、代表は命綱のない空中ブランコに乗って居るような物だ!と言うことを教わりました
やはり、代表ですからすべての責任が私の方にあると言うことですから、すべての責任を被る覚悟が無いとダメだよ!と言うコトを教わりました

また、従業員とのいろいろな問題は出てくると思うんですけれども、その中でも、目線の高さ、ビルで例えると、社長ははトップにいていろいろな物が見える
下の階にいる従業員はそれぞれの高さ、見える角度が変わってくるので、それは致し方の無いことだとアドバイスを頂きました

そういった意味では経営者仲間に相談する事によって、自分であれこれ悩んでいた考えを纏めることが出来たりとか、
自分で考えて決定して行けなければ、経営は出来ないと思いますけれども、自分だけで考えているというのも近視眼的になったり、考えが煮詰まってしまう方向になってしまうので、
経営者仲間に大きな力をもらっているという感じになりますね!

Q3 後継者になって辛かったこと、嬉しかったことを教えてください

最もつらかったことというのは、自分が思い描く物、例えば、自分の思いが従業員に上手く伝わらないことですね
これは、今でもあることなのですが、とてももどかしい思いをしています
その辛さという物を従業員に憤ることは出来ないですし理解をされないことが多いんですけれども、なので、自らの行動で、従業員の理解、信頼を得て行くしか無いなと、今は思って居ます

上手く行かないとき、経営者仲間に支えられて、乗り越えられてきています

最も嬉しかったことは、お客様に従業員が評価された事ですね
ウチの仕事は、プログラマーのシステム開発等々があるので、そういった意味で言うと従業員が褒められるというのは、やはり経営者として一番嬉しい、ありがたいことだと思っています

そんな従業員達と、もっと思いを共有できるように今後も頑張って行きたいと思います

Q4 事業承継当時を振り返ってご自身にアドバイスするとすれば?

そうですね、自分自身の力を誇示する必要はないのかな?と言うふうに思います
要は、自分の得意なこと、不得意なこと、多々あると思いますけれども、無理して苦手な分野に手を出したりする必要無いのかな?とおもいます
自分の得意な分野に磨きをかけた方が良いのではないかと思います

どうしても、気合いが入ってしまって「自分が代表取締役になった」とか「役職を頂いたとき」に気合いが入ってしまって、自分の影響力を誇示すると言うコトを考えてしまうと
自分自身を見失って、自分が得意で無いことにまで手を広げてしまいがちですけれども、空回りの悪循環を繰り返すだけなので
自分自身を冷静に見つめ直して、まず、自分が出来る最も得意なことの磨きをかけることだ思います

結局、自分ができる事しか出来ないですからね!、それに磨きをかけることが一番だと思います

もちろん、苦手を潰して行くと言うのも必要だと思いますが、自分が苦手なことや出来ないことは、周り周りの従業員など信頼して、任せてやってもらうことが一番だと思います

そのための組織ですからね!
自分が信頼される為には、先ず自分の方から周りを信頼しなければならないと思います

そんなことを、あの頃に自分自信に伝えてあげたいな、と思っています

これからも従業員と共に思いを共有してこの会社の発展を実現して行きたいと思います

Q5 最後に自社PRをお願いします

東京システムリサーチは西多摩にある企業ですので、西多摩の中でも、少子高齢化に伴い働き手が少なくなり苦戦している企業が沢山有ります
その問題を解決する一つとして、IT 導入に拠って事務作業の業務効率を上げて、各企業が戦える体力を付ける様に変貌する様に、寄り添う企業に東京システムリサーチは発展したいと思います

社員一同、一丸となってお客様の問題解決に努めますので、是非ご相談ください

宜しくお願いします

 

point

  • 先代である父親のアドバイスで経営者の覚悟を持った
  • アドバイスをもらったり切磋琢磨し合える経営者仲間を持った
  • 従業員を信頼して任せるべきは任せ、自分の得意を活かした

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